保存の為にと始めた、干し野菜の沼にはまっている筆者です。
干し野菜を作るのは面倒だと思われがちですが、晴れの日が続く週を狙って干し続けるだけなので以外に簡単なんです。
干し野菜の魅力については、また別の機会にお話しするとして、今回は大量に購入したパクチーで作った、ドライパクチーの作り方をご紹介します。
保存方法や使い方などもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
私が乾燥パクチーを手作りしようと思った理由
生パクチーを買うと半分以上使い道がなく、冷蔵庫の奥で眠らせてしまい腐らせることもしばしば。
冷凍保存もしてみたのですが、個人的には食感と香りがいまいちな感じ。
その為、カルディオリジナルの乾燥パクチーを使っていたのですが、人気商品なのか店頭にないことが多く、欲しい時に買えないのがネックでした。
同じ商品をアマゾンで買うと、2倍以上するので損した気分に。
因みに私のお気に入りだった、カルディオリジナルの乾燥パクチーはこちら→KALDI オリジナル パクチー(フリーズドライ)2g
でもよくよく考えてみると、ドライパクチーってパクチーをただ乾燥させただけじゃないか!
それなら手作りしてみようと、乾燥パクチー作りに挑戦した次第でございます。
乾燥パクチーの作り方
準備するのは、生パクチーと干しかごです。
干しかご以外に竹ざるなどでも大丈夫です。
私はダイソーで売っている、多用途ネットを使用しています。
多用途ネットについては過去記事で紹介しています→ダイソーの多用途ネットで無添加の干し芋が簡単に作れます
今回仕入れた立派なパクチーです。
背が高いパクチーで、根っこの部分も長い!
これをよく洗います。
茎の間に泥が溜まりやすいので、細かい部分もしっかり洗いましょう。
洗ったら葉の部分と、根の部分に分けます。
パクチーは、根まで食べれますので、根も一緒に干します。
葉だけでなく根まで、余すことなく乾燥させましょう。
タイ料理を作る時、この根があるとないとでは、旨味に差が出ます。
本場タイでは、葉よりも根の部分が重要とされていて、味付けには欠かせない部分だそうです。
根の部分のひげをとってもいいですが、私は気にならないので、綺麗に洗ってそのまま使っています。
分けた葉と根を干しかごに並べて、天日干ししていきます。
並べ方はざっくりで大丈夫です。
私が大雑把なので1つのかごに、ぎゅっと並べて干していますが、複数のかごを使ってもOK!
分散させて干した方が、干し時間が短縮されます。
干し器具を複数持っている方は、分けて干す事をおすすめします。
天候や気温にもよりますが、5日くらいするとカラカラになります。
夜は室内に入れてあげて下さい。
注意点ですが、干している間もパクチー独特の強烈な香りが漂ってきます。
もしご家族にパクチー苦手な方いっらしゃいましたら、ひと声かけておいたほうがいいかも・・・
天日干し5日後が、こちらになります。
干す前と比べると、かなり量が減りましたね。
生パクチーの跡形もなく、葉も根もカラカラにしあがりました。
生パクチーよりも、香りは軽減されますが、強い香りは乾燥しても健在です。
いやはやパクチーの香りを、なめてはいけないですね。
市販のものを超える出来栄えです。
乾燥パクチーを保存
葉と根に分け、保存用袋に入れて保存します。
湿気が怖いので、冷蔵か冷凍がおすすめです。
ざっくりと分けましたが、もっと細かく分けるとより使いやすいと思います。
しっかり干せば、3ヶ月~半年程もつみたいです。
今回使用した保存用のストックバッグは、セリアで購入したSサイズのものです。
乾燥パクチーの使い方
野菜というよりは、ハーブ的な感じなので、そのまま使うのが簡単でおすすめです。
勿論水に戻して使っていただいても大丈夫です。
私はスープやサラダ、カレー、炒め物などにそのまま使う事が多いです。
米、鶏肉、生姜、パクチー、調味料を炊飯器に入れて炊くだけの、タイ風の炊き込みご飯も美味しかったですし、自家製ドレッシングなどに加えても最高でした。
エスニック料理だけでなく、普段の料理にも気軽に使ってみてください。
まとめ
乾燥パクチーの作り方をお伝えしました。
葉だけでなく、旨味の強い根の部分まで、手作りできるのは自家製だからこそ!
ドライパクチーの根なんて商品は、中々売っていないので貴重です。
また、干すことで時間が経ってもパクチーの香りや、旨味を存分に発揮してくれます。
作ってみる価値大な、干し野菜の一つです。
今回は大量に干しましたが、少量ですともっと簡単にできますし、屋内の日が当たる場所でも可能です。
生パクチーを余らせてしまいがちな方も、ただのパクチー好きな方も、ぜひ自家製のドライパクチー作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。